C言語のマクロについてです。C言語のマクロには落とし穴が多いので、マクロをマスターして引っかからないようにしましょう。そしてC言語の達人になってください。
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マクロが複数行になる時は、
行の終わりにバックスラッシュ(\)をつけて改行します。
例えば、次のように使います。
#define TOTAL_NUM \
(HEADER_NUM_1 + HEADER_NUM_2 + HEADER_NUM_3 + \
BODY_NUM_1 + BODY_NUM_2 + BODY_NUM_3 + \
FOOTER_NUM_1 + FOOTER_NUM_2 + FOOTER_NUM_3)
バックスラッシュは、環境によっては
円記号(¥)と表示される場合もあります。
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関数マクロのメリット、デメリットを
とりまとめてみます。
<メリット>
・どんな型の実引数に対しても動作する。
・インラインコードに展開されるので、
関数呼び出しのオーバーヘッドがない。
<デメリット>
・思わぬ不具合を生む可能性がある。
・引数の評価回数が複数になることにより、
処理速度が遅くなるケースもありうる。
・何度も呼び出される場合に、コードサイズが大きくなる。
・アドレスを持たないので、アドレスを得ることができない。
C言語には、あらかじめ定義されたマクロがあります。
それは以下の7つです。
・__DATE__
__DATE__は、ソースがコンパイルされた日付です。
Mmm dd yyyyの形式を持つ文字列です。
月の名前はasctime関数でつくられるものと同じです。
・__FILE__
__FILE__は、ソースファイル名を表す文字列です。
・__LINE__
__LINE__は、行番号を表す整数定数です。
__LINE__が埋められたソースコードの
行番号を表します。
文字列ではないことに注意してください。
・__STDC__
__STDC__は、C言語の規格に合致している
処理系であるということを
示す整数定数で、値は1です。
・__STDC_HOSTED__
__STDC_HOSTED__は、処理系が規格に
合致しているホスト処理系であることを
示す整数定数で、値は1です。
規格に合致していなければ、値は0です。
・__STDC_VERSION__
__STDC_VERSION__は、規格のバージョンを表す
整数定数です。値は199901Lです。
・__TIME__
__TIME__は、コンパイルされた時刻を表します。
形式がhh:mm:ssの文字列です。
asctime関数で生成される時刻の形式と同じです。
これらのマクロ名は、
#defineや#undefの対象にしてはいけません。
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